石油午前=下落、供給過剰懸念やリスク回避の動きが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。昨日の海外原油が供給過剰懸念から反落したことや、リスク回
避的な円高が重しとなっている。株高を演出してきたAI相場が終了するリスクが意識
されて、円買いにつながっているようだ。円相場は1ドル=153円ちょうど付近まで
円高・ドル安推移。時間外取引でニューヨーク原油は続落の動き。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は下落。6万0310円まで下げ、夜間取
引の安値に迫っている。
 午前10時57分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
660円安〜140円高。
 午前10時57分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が524枚。
【石油製品需要は高水準で推移】
 共同石油統計イニシアチブ(JODI)によると、8月の加盟国の石油製品需要は前
年比で日量92万6000バレル増となった。年初来の高水準で推移している。なお、
JODIの加盟国は43カ国。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.45ドル安の60.11ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは60.01〜60.45ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。