[今夜の視点]金・銀=ADP米雇用統計発表後の米金利やドルに左右される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、アジア時間の早朝に3930ドルに接近するまで下落。ド
ル高が一服後、ドルが反落となると、下値を切り上げた。正午過ぎに3950ドル台を
回復し、その後、3977ドル台まで反転。ニューヨーク金時間外取引も反発。アジア
株は午前中、日本株も含め、全面安。午後に入り、上海株が小高くなり、投資家心理が
幾分、改善したことから金買い意欲が喚起か。
 今夜は10月のADP米雇用統計の発表がある。発表後の米長期金利、ドル、米国株
の動きに左右されよう。12月の米追加利下げ期待が再燃なら金にとって買い材料とな
ろう。4日に投票があったニューヨーク市長選挙は、民主党候補のマムダニ氏が当選確
実との報道。トランプ政権には逆風であり、金相場にとって追い風。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年10月確報(Markit)
【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2025年10月確報(Markit)
【経済】19:00 生産者物価指数 2025年9月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 製造業受注 2025年9月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 鉱工業生産指数 2025年9月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:15 雇用統計 2025年10月(ADP)
【経済】11/6 00:00 非製造業景況指数 2025年10月(ISM)
【工業】11/6 00:30 週間石油統計(EIA)
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