海外サマリー(11日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/12 4,116.3  -  5.7  シカゴ大豆  2026/ 1 1,127.25   -2.75
NY銀     2025/12 5,078.0  + 46.9  シカゴコーン 2025/12   432.00   +2.25
NYプラ    2026/ 1 1,601.7  +  1.2  NY原油   2025/12    61.04   +0.91
NYパラ    2025/12 1,476.0  +27.40  ドル・円               154.10   +0.01
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。貴金属、原油、大豆、コーンは暫定値。
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◎NY外為=ドル円は153円台半ばでは買い拾われ154円水準に戻す
 NY為替市のドル円は売りが優勢となり、一時153円台半ばまで下落。ADPが週
次の雇用統計を発表し、米民間雇用者数は10月25日週までの4週間平均で1万12
50人減少したことから、ドル安の反応が見られた。しかし153円台半ばで買い拾わ
れ154円水準に戻した。
 東京時間に米上院がつなぎ法案を本会議で可決し、米政府機関閉鎖が終結に向かって
いるとの楽観論が広がっている。今後、下院での修正案の再審議とトランプ大統領の署
名へと進む。アナリストは「本日は、米政府閉鎖がまもなく終了する可能性が高まって
いることがドルを僅かに押し上げている。ただ、閉鎖によるドル資金のひっ迫は政府が
再開すれば解消する可能性があり、それがドルの上値を抑えるかもしれない」と指摘し
た。
 経済指標も発表再開への期待が高まっているが、それについて米大手証券は、9月分
の米雇用統計は閉鎖終了から約3営業日後に発表される可能性があるが、その他につい
ては1−2週間後になる可能性がある。しかし、10月分のデータは収集作業が中断さ
れていたため、発表までに時間がかかり、12月FOMCまでに間に合わない可能性も
あると述べている。
◎NY貴金属=金が反落、米上院のつなぎ予算案可決も利食い売り
 ニューヨーク金は反落、銀は続伸。
 金12月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測や米
上院のつなぎ予算案可決を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買いが一巡
し、もみ合いとなった。日中取引では、時間外取引の高値を突破できず、短期筋の利食
い売りが出て軟調となった。
 銀12月限は金に利食い売りが出たことにつれ安となったが、押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、米上院のつなぎ予算案可決や金堅調を受け
て買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて上値を伸ばした。日中取引で
は、金に利食い売りが出たことにつれ安となったが、押し目は買われた。
 パラジウム12月限は金に利食い売りが出たことに上値を抑えられたが、押し目は買
われた。
◎LME=アルミ・銅は米政府機関の再開期待から続伸、ニッケルは反落
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2885ドルで堅調で取引を開始した直後に2891ド
ルの高値に達した。その後、値位置を落としたが、アジア時間を終えるまでは2880
ドルを割り込むと買い戻される底堅い動きが続いた。しかし、欧州の時間帯は2860
ドル台まで軟化。2862ドルの安値まで値を落とす動きが見られたが、ニューヨーク
ダウが続伸となったことが買い支援要因となり、わずかながらプラスサイドで引けを迎
えた。
 銅3カ月物は続伸。前日の堅調地合いを引き継いで続伸で取引を開始するとアジア時
間の序盤に1万0860ドル台まで値を伸ばした。その後は強材料織り込み感から値を
落とし、一時1万0800ドルの安値を付けたが、米国で上院がつなぎ予算案を可決し
たことを受けて政府再開が近いとの見方が広がるなか買い戻されて一時1万0864ド
ルの高値に達した。高値を離れた後は材料織り込み感が再び強まるなか転売の動きが広
がって値位置を落としたが、ニューヨークダウが3日続伸したことが下支え要因となり
プラスサイドを維持して終えた。
◎NY原油=続伸、インドのロシア産から中東産への代替需要増加観測
 ニューヨーク原油の当限は続伸。
 制裁を受けているロシアの石油大手、ルクオイルがイラン事業でフォース・マジュー
ル(不可抗力条項)を発動させるなか、これまでロシア産原油を活発に買っていたイン
ドの製油業者が12月積みではサウジアラビア、イラク、クエートなどからの供給を増
加させることが報じられたことで、ロシア産からの代替需要増加観測に支援された。ま
た米上院がつなぎ予算案を可決して、12日には下院でも採決が予定されるなど米政府
機関の閉鎖解除が視野に入っていることも好感された。加えてドルインデックスがさら
に下落してドル安に振れていることも支援材料。なお、米株はダウ平均株価が急伸した
ものの、ナスダックは軟調だった。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から売り優勢、コーンは軒並み小幅高
 大豆は期近から売り優勢。
 米中貿易摩擦激化に対する警戒感は和らぎながらも、中国からのまとまった需要が見
られないなか、売り優勢となった。米産地の収穫終了との見方から供給増加が意識され
ることも上値抑制要因になった。
 コーンは軒並み小幅高。
 全体的に模様眺めの雰囲気が強く狭いレンジ内での高下とにとどまるなか、米産地の
収穫が終了したと見られることが重石となったものの、米政府機関の一部閉鎖によって
見送られてきた米農務省(USDA)の月例需給報告の発表を14日に控えるなか、米
生産量予測が下方修正される可能性が意識され買い優勢となった。
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