[12月1日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 11月25日〜11月28日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0
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<シカゴ>26日終値 前週末比 |11月24日現在の米国産コーン収穫報告
25/12 431.75 + 6.25 |収穫(96% 前年100%、平年97%)
26/03 445.25 + 7.75 |
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.34円 前週末比 0.80円の円高
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【前週のレビュー】シカゴコーン期近12月限は長期線の75日移動平均線割れなら
弱気相場に転換リスク。27日にサンクスギビングデー(感謝祭)の祝日を控えてお
り、手じまい売りが出やすいことには注意したいとした。
【シカゴコーンは収穫を終え大豆・小麦を見ながらの展開】
シカゴコーンは下値堅く推移した後、26日に大幅高となり、前週比で上昇してサン
クスギビングデー(感謝祭)を迎えた。米国産コーンの収穫がほぼ完了し、コーン独自
の材料を欠き、小麦、大豆市場を見ながらの展開となっている。期近12月限から期近
3月限への限月移行が進み、中心限月は3月限に移行した。
期近3月限は24日に434.50セントまで下落し、10月23日の安値に顔合わ
せするまで軟化。期近12月限が長期波動線の75日移動平均線(422セント)を維
持し、底堅く推移したことで、3月限は下振れを回避。
26日は売り越し状態にある大口投機家の買い戻しが先行したもよう。米農務省(U
SDA)発表の12月の月例需給報告は9日の予定。季節柄、大幅な修整はないとみ
る。南米産地の天候、作付け進展が材料視されやすくなる。
12月第1週の期近3月限は440セント台後半で戻り売りが待ち受けか。440セ
ント台を維持できるかに注目したい。大口投機家は売り越し姿勢を継続しているとみら
れ、440セント超えとなると、買い戻しが増え、踏み上げ相場となるシナリオが描け
る。
【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】
とうもろこしは、27日時点の総取組高は7枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また
はゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
1日 中国製造業購買担当者景況指数 2025年11月(RatingDog)
ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年11月確報(Markit)
米建設支出 2025年10月(商務省)
米製造業景況指数 2025年11月(ISM)
米週間穀物輸出検証高(USDA)
2日 ユーロ圏消費者物価指数 2025年11月速報(EUROSTAT)
ユーロ圏雇用統計 2025年10月(EUROSTAT)
建玉明細報告(CFTC)
3日 中国サービス業購買担当者景況指数 2025年11月(RatingDog)
ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年11月確報(Markit)
ユーロ圏生産者物価指数 2025年10月(EUROSTAT)
全米雇用報告 2025年11月(ADP)
米輸出入物価指数 2025年9月(労働省)
米鉱工業生産・設備稼働率 2025年9月(FRB)
米非製造業景況指数 2025年11月(ISM)
4日 ユーロ圏小売売上高 2025年10月(EUROSTAT)
米貿易収支 2025年10月(商務省)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米週間穀物輸出成約高(USDA)
5日 全世帯家計調査・消費支出 2025年10月(総務省)
独製造業受注 2025年10月(経済技術省)
ユーロ圏域内総生産 2025年7-9月期確報(EUROSTAT)
米耐久財受注 2025年10月確報値(商務省)
米製造業新規受注 2025年10月(商務省)
米消費者信頼感指数 2025年12月速報値(ミシガン大)
米消費者信用残高 2025年10月(FRB)
建玉明細報告(CFTC)
※米経済指標の発表が延期になる可能性があります。
MINKABU PRESS
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