[本日の見通し]石油=期中4月限は6万0150円まで下落の余地あり

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万0550円で寄り付いたが、売り圧
力が強く、6万0230円までジリ安。円相場、ニューヨーク原油時間外取引とも小動
きで推移し、特に新規売り材料はないが、玉整理に伴う手じまい売りが先行もよう。前
日の安値6万0150円までの下げ余地はあると予想。6万0150円割れとなると、
6万円近くまで下げ幅を拡大リスクがある。前日の総出来高が931枚にとどまる薄商
い。今日もここまで300枚に満たない閑散商い。ここまでは積極的な押し目買いは感
じられず。
 この後、出来高が急増することは考え難く、反発力弱く推移か。今週から来週初めま
で5月限へ限月移行が進む期間となる。5月限は夜間取引で5万9950円の安値をつ
けた。6万円台に戻してはいるが、再度6万円割れとなると、先安感を持つ投資家が多
いことを感じさせる値動きとなる。

 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.02ドル高の58.66ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは58.59ドルから58.72ドル。
 原油4月限の予想レンジは6万円から6万0500円、ガソリン先限は7万1000
円から7万3000円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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