ゴム午前=総じて軟調、上海安を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間安や、月曜からの調整安場面
の流れを引き継いだ売りから、軟調に推移する限月が目立った。中盤に入っても、売り
物がちの展開になっている。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。
 午前11時53分現在のRSS3号は前営業日比5.6円安〜2.4円高。活発限月
の5月限は同1.7円安の326.6円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は
642枚(夜間取引含む)。

【5月限は調整場面継続】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、売りが先行している。活発限月の5月限は、32
5.3円まで下落する場面があった。5月限は、11月28日に344.4円まで上昇
後、1日から調整安場面となっている。現状、節目の325円が支持となっているが、
5月限の325円以下は、建玉が少ないとみられることから、同水準を割り込むと、下
げが加速する可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は6月限のみ約定し、0.4セント高。TSR
20は軟調なり、1.7〜1.4セント安で推移している。
 上海ゴムはまちまち。午前11時20分現在、指標限月の2026年5月限は、前営
業日比155安の1万5235元で推移している。

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