[今夜の視点]海外原油=売り買い交錯するなかで反発となるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.23ドル安の58.65ドルで推
移。本日これまでのレンジは58.58〜58.90ドル。
 今晩の海外原油は反発か。供給過剰見通しやウクライナ停戦の不透明感を背景に強弱
が対立し、売り買いが交錯しやすいが、クリスマス休暇前という時期的な要因を考慮す
ると買い戻しが入りやすいか。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発
表や、国際エネルギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPEC)の月報を通過すれ
ば、日銀金融政策決定会合以外に年内にめぼしいイベントはなく、ポジション調整が相
場を支えると思われる。ただ、足元のこう着感が払拭されて流れが見えるとも思えず、
積極的に構える場面でもなさそうだ。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2025年10月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】--:-- 連邦公開市場委員会(FRB)
【工業】12/10 06:30 週間石油統計(API)
【農産】12/10 02:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】12/10 02:00 農産物生産高(USDA)
【商品】12/10 05:30 建玉明細報告(CFTC)
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