石油午前=軟調、海外高もFOMC後の円高・ドル安が重しに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は軟調。米国がベネズエラ沖でタンカーを拿捕したことを手がかりに海
外原油は反発したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の円高・ドル安が国内市場
を圧迫している。円相場は1ドル=155円後半で推移。時間外取引でニューヨーク原
油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2026年5月限は軟調。ただ、下げ幅は限定的で動意は乏
しい。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
450〜80円安。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が471枚。
【米下院、過去最大規模の国防権限法案を可決】
 米下院は、2026年度の国防予算の大枠を定める国防権限法案を可決した。国防予
算は9006億ドル規模で過去最大。上院も通過する可能性が高く、トランプ米大統領
の署名をもって成立する見通し。米国の債務残高の膨張が止まらず、米利回り上昇が危
惧されているが、米議会とトランプ米政権はほとんど気にかけていない。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.40ドル高の58.86ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.72〜58.94ドル。
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