ドル円強含むが方向感は限定的、来週の日銀会合が焦点=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円強含むが方向感は限定的、来週の日銀会合が焦点=東京為替概況

 12日の東京外国為替市場で、ドル円は155.77円付近まで水準を切り上げたが、週末要因もあって値幅は限定的。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を手がかりに方向感は発生せず、ドル円は先月後半以降のレンジ内を維持している。来週の日銀金融政策決定会合を見据えて模様眺めムードだが、来週の日銀の追加利上げは織り込み済み。上昇が止まらない円債利回りの動向を睨みつつ、日銀がどこまでタカ派的な態度を示せるかが焦点。
 
 ユーロ円は182.86円付近、ポンド円は208.66円付近、豪ドル円は103.88円付近、NZドル円は90.58円付近まで水準を切り上げたが、方向感は限定的。ただ、これまでの円安基調に変化は見られず、ユーロ円は最高値を更新している。
 
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