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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2026/ 1 1093.00 1094.50 1075.75 1076.75 -16.75
2026/ 3 1102.25 1104.25 1086.00 1086.75 -16.00
2026/ 5 1112.75 1113.75 1096.00 1097.00 -15.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 未入電 294,954 918,020 ( - 3,844)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月18日−12月22日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は下回る〜上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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大豆は急反落。終値の前営業日比は16.75〜8.25セント安。中心限月の1月
限は16.75セント安の1076.75セント。
この日も米農務省(USDA)がデイリー報告で中国向けの大口輸出成約を発表した
ものの、今週発表されたアルゼンチンの農産物の輸出税の引き下げに加えて、25/
26年度のブラジル産大豆生産高について、複数の大豊作見通しが出てきたことで、
12月に据え置きとなった米農務省(USDA)見通しの今後の上方修正は必至との弱
気の見方から大きく売られた。
期近1月限は1093.00セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では
おおむね1090セント台を維持していたが、欧州の時間帯に1090セント台を割り
込むと軟化して、米国の時間帯にはさらに下げ足を加速させた。安値は1075.75
セントまであり、引けでも1080セント台を回復できなかった。
ブルームバーグ通信が集計した25/26年度のブラジル産大豆の生産高見通しが1
億7920万トン。ブラジル国家配給公社(CONAB)が1億7712万トン。12
月発表のUSDA見通しは1億7500万トンだった。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では、中部から北部にかけて、さらに別の前線の通過によりまとまった
降雨が続く見通し。南部でも新たな前線の通過で今週末降雨が見込まれる。前線に沿っ
た地域では雨量も増加するだろう。この前線は来週前半にかけて中部に北上して停滞す
るだろう。
アルゼンチン産地では産地の大半ですでに土壌水分が潤沢だが、今週末にも前線の通
過が予想される。ただその後の天気は少雨傾向に変わる可能性があり、気温が上昇すれ
ばコーンや大豆の作柄に影響する可能性があるため注意したい。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは、北部では12〜13日にも降雨が見込まれるが、雨量は多くならな
いだろう。ただ、来週も頻繁に低気圧の通過が見込まれる。気温は今週末かせ平年並み
に低下するため、降雪の可能性がある。
中部および南部では、今週平年を上回る気温となっているが、今週末再び低気圧が到
来するため、来週初めにかけて広範に降雨となり、風が強まりそうだ。
大豆製品は、大豆粕は総じて反落、大豆油は続落。ともに大豆の急落に圧迫された
が、大豆粕は12月当限が堅調納会となったことで、1月限までプラス引けした。
大豆粕1月限は前日比0.40ドル高の302.50ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では雨勝ちの天気が続く。今週末に南部に降雨でもたらす前線が来週前
半にかけて中部に北上して停滞する見込み。
・アルゼンチン産地では土壌水分が潤沢も今後は少雨傾向になる可能性。気温が上昇す
ると、大豆やコーンの作柄に影響する可能性。
・USDAは25/26年度積みで中国向け13万2000トン、またメキシコ向けに
25/26年度および26/27年度度積みで合計10万4328トン の大豆粕の
大口輸出成約を発表。
MINKABU PRESS
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