18日前引けの日経平均株価は前営業日比505円39銭安の4万9006円89銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は10億3930万株、売買代金概算は2兆4947億円。値上がり銘柄数は1072、対して値下がり銘柄数は489、変わらずは48銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は売り優勢の地合いで、日経平均の下げ幅は一時800円を超え、4万9000円台を割り込む場面があった。前日の米国株市場ではデータセンター建設計画を巡る先行き不透明感が警戒されオラクル<ORCL>が急落。他のハイテク株にも売りが広がった。米株取引終了後に決算を発表したマイクロン・テクノロジー<MU>が時間外で上昇したものの、リスク回避ムードを払拭するには至らなかった。この流れを受けて東京市場でもAI・半導体関連の主力銘柄に売りがかさみ全体指数を押し下げた。もっとも、個別株への物色意欲は根強く、プライム市場の値上がり銘柄数は値下がり数を上回り、全体の6割強が上昇した。 個別ではソフトバンクグループ<9984>をはじめ、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>が値下がりした。フジクラ<5803>も安い。三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、日立製作所<6501>が軟調。アサヒグループホールディングス<2502>が大幅安となった。半面、リクルートホールディングス<6098>が底堅く推移。KDDI<9433>、中外製薬<4519>、東京電力ホールディングス<9501>もしっかり。SBI新生銀行<8303>が水準を切り上げた。 出所:MINKABU PRESS
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