貴金属は、総じて反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて 売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落 と円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は2.09ドル安の 4332.18ドル、銀が102セント安の6544セント、プラチナが47.52ド ル安の1926.88ドル、パラジウムは18.06ドル高の1701.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.53/55円で、前営業日の 大引け時点から0.36円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万2080円前後、銀は311.2円前後、プラチナ は9050円前後、パラジウムは8100円前後。 【NY金は予想以下の米CPIも利食い売り】 金はきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)を受けて買い優 勢となったが、手じまい売りが出て上げ一服となった。 金は利食い売りが圧迫要因になった。11月の米消費者物価指数(CPI)は前年比 2.7%上昇で市場予想の3.1%上昇を下回った。ただこの伸び鈍化は技術的な要因 によるものとみられ、引き続き輸入関税が一因とされる価格高騰が懸念される。 欧州中央銀行(ECB)理事会で、政策金利を据え置くと決定した。据え置きは4会 合連続で、予想通り。同時に発表した景気予測では、成長率とインフレ率の見通しを一 部上方修正した。 トランプ米大統領は、今週末の米ロ当局者会談を前に、ウクライナ戦争終結に向けた 協議が「何かに近づいている」との認識を示した。米当局者は、争点の領土譲歩問題は 依然として未解決であるものの、両国の間に大きな隔たりはないとの見方を示してい る。 銀はきのうの海外市場では、金軟調につれ安となった。 【NYプラチナは予想以下の米CPIやドル安が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)やドル安 を受けて押し目を買われた。 プラチナは予想以下の米消費者物価指数(CPI)やドル安が支援要因になった。 11月の米消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇で市場予想の3.1%上昇 を下回った。ただ欧州時間に利食い売りが出ており、上値を抑えられた。 <今日の予定> ・消費者物価指数 2025年11月(総務省) ・総裁記者会見(日本銀行) ・独生産者物価指数 2025年11月(連邦統計庁) ・英小売売上高 2025年11月(国立統計局) ・ユーロ圏国際収支 2025年10月(ECB) ・米国内総生産 2025年7-9月期確報値(商務省) ・米個人所得・支出 2025年11月(商務省) ・米消費者信頼感指数 2025年12月確報値(ミシガン大) ・米中古住宅販売統計 2025年11月(全米不動産協会) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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