東京株式(前引け)=前日比39円高、銀行株などに買いが流入

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 23日前引けの日経平均株価は前日比39円73銭高の5万0442円12銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億4322万株、売買代金概算は2兆411億円。値上がり銘柄数は1258、値下がり銘柄数は299、変わらずは47銘柄だった。

 日経平均株価は小幅高。前日の米国市場で、NYダウは227ドル高と上昇したが、為替市場では1ドル=156円台へ円高が進行した。これを受け、東京市場で日経平均株価は小幅安でスタートしたが、下値には買いが流入し売り一巡後はプラス圏に浮上。午前9時10分過ぎには140円を超える上昇となった。銀行株などが買われた。ただ、円高が警戒されるなか、積極的に上値を買う動きは限られ5万0500円前後での一進一退が続いた。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が高く、任天堂<7974>やサンリオ<8136>、東京電力ホールディングス<9501>が値を上げた。ソニーグループ<6758>や三菱重工業<7011>も堅調。半面、ソフトバンクグループ<9984>やキオクシアホールディングス<285A.T>、アドバンテスト<6857>が安く、住友電気工業<5802>やファナック<6954>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。