アジア株 豪州株上げ拡大、議事録タカ派サプライズなし 上海株5日続伸、年末まで上昇見通し 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 25834.82(+33.05 +0.13%) 中国上海総合指数 3930.87(+13.50 +0.34%) 台湾加権指数 28322.38(+172.74 +0.61%) 韓国総合株価指数 4123.97(+18.04 +0.44%) 豪ASX200指数 8800.60(+100.70 +1.16%) インドSENSEX30種 85558.06(-9.42 -0.01%) アジア株は軒並み上昇、米株3日続伸を好感した買いが続いている。中国株が堅調なこともアジア市場にとってポジティブ。 上海株は5営業日続伸、2週間ぶり高値。景気支援策の可能性は低いが株価下支えが期待されている。 景気停滞から投資家の目を逸らさせるため、当局は年末にかけ株価下支えを続ける可能性が高い。政府系ファンド「国家隊」が好むETFの1つの取引がきのう急増し約1カ月半ぶりの高水準となった。 中国AI株ブームが再来。元エヌビディア幹部創業のムーアやMETAXなどが投資家の間で人気だ。中国政府は米国依存を低減させるため国内半導体企業への支援を強化している。今月中にも香港市場に上場する予定のビレン・テクノロジーのIPO個人向け募集枠は47倍の超過応募となっている。 豪州株は豪中銀議事録を受け上げ幅を拡大、6週間ぶり高値をつけている。 豪中銀は12月会合の議事録を公表。インフレ上振れリスクを理由に来年利上げに転じざるを得ない状況について議論したことを明かした。ただ、インフレ持続かどうかの判断は時期尚早だとして、今後の動きは経済データ次第だと強調した。 豪中銀の利下げサイクルは終了し来年は引き締め策に転じる可能性が高いが、早期の利上げはなさそうだ。議事録が予想ほどタカ派な内容ではなかったことから投資家は安堵している。
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