NY原油市況=続伸、クリスマス前の買い戻しが優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/02     57.95       58.51       57.74       58.38        + 0.37
  2026/03     57.79       58.25       57.56       58.13        + 0.29
  2026/04     57.71       58.07       57.44       57.97        + 0.25
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              540,220             1,838,589    ( - 13,276)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/01     219.06    + 3.25
                            2026/02     218.27    + 3.11
         改質ガソリン       2026/01     174.32    + 0.10
                            2026/02     175.01    + 0.16
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は0.29〜
0.37ドル高。その他の限月は0.12〜0.25ドル高。
 クリスマスを控えて出来高が乏しくなるなか、買い戻しが優勢だった。7−9月期の
米国内総生産(GDP)・速報値が前期比年率+4.3%と堅調だったことが買い手掛
かり。米個人消費は同+3.5%と強く、底堅い石油製品需要が続くと期待された。
 米国がベネズエラ近海でタンカーの差し押さえを続ける見通しであるうえ、同国のマ
ドゥロ政権の転覆を目指して軍事侵攻するリスクがあることも支援要因。米ウォール・
ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、トランプ米大統領はカリブ海に展
開する米軍を特殊作戦機などで増強している。
 時間外取引で2月限は前日終値を挟んで売り買いが交錯。通常取引開始後は買い戻し
から58.49ドルまで強含んだ。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油高に連動した。
今日の材料
・リビア西部政府のハッダード国軍参謀総長が搭乗するジェット機がアンカラから離陸
後にレーダーから消失
・このジェット機はトルコで墜落し、搭乗者全員が死亡
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