貴金属は、総じて反落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安を受けて売り優勢と なろう。銀は夜間取引で先限が変わらずとなった。プラチナ系貴金属(PGM)はプラ チナがニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は13.56ドル安 の4479.39ドル、銀が46セント安の7181セント、プラチナが78.10ド ル安の2253.00ドル、パラジウムは220.32ドル安の1723.50ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.76/79円で、前営業日の 大引け時点から0.01円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万3090円前後、銀は350.0円前後、プラチナ は1万0050円前後、パラジウムは9000円前後。 【NY金は利食い売りが圧迫】 金はきのうの海外市場では、利食い売りが出て反落した。 金は利食い売りが圧迫要因になった。地政学的リスクなどを受けてアジア市場で史上 最高値を更新したが、クリスマス休暇を控えて利食い売りが出た。ただ米連邦準備理事 会(FRB)の利下げ見通しなどを受けて押し目は買われた。米新規失業保険申請件数 は21万4000件と、前週から1万件減少した。市場予想は22万4000件。減少 したものの、雇用の伸びが鈍い状況が続いているため、失業率は高止まりしている可能 性がある。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのウクライナ侵攻終結に向けた米・ウク ライナ高官協議を受けて和平案がまとまりつつあるとし、領土など繊細な問題に関して トランプ米大統領と会談したい意向を表明した。一方、米ホワイトハウスは米軍に対 し、少なくとも今後2カ月間はベネズエラの石油の「封鎖」に専念するよう命じたこと が分かった。米国に対して大幅な譲歩をしない限り、ベネズエラは来年1月下旬までに 経済的破綻に直面するとみられている。 銀はきのうの海外市場では、史上最高値更新後に利食い売りが出たが、押し目は買わ れた。 【NYプラチナは利食い売りが圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、利食い売りが出て反落した。 プラチナは利食い売りが圧迫要因になった。アジア市場で史上最高値を更新したが、 クリスマス休暇を控えて利食い売りが出た。 中国政府は、外国からの投資を奨励する産業リストを改定し、対象となるセクターを 拡大した。税制優遇や用地価格の優遇などを通じ、長期化する外資流入の減少に歯止め をかける狙いがある。ただ米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、資金繰り が悪化している中国の不動産大手、万科企業の格付けを一部債務のデフォルト(債務不 履行)を意味する「選択的デフォルト(SD)」に引き下げたと発表した。不動産不況 で中国経済の先行き不透明感が強い。 <今日の予定> ●豪州、香港、欧州、米国、カナダ、南ア(クリスマス) ・貿易収支 2025年11月確報(財務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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