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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (26/02) 4523.5 4584.0 4518.0 4552.7 + 49.9
(26/04) 4548.6 4616.5 4548.6 4585.7 + 50.6
銀 (26/03) 7272.5 7898.0 7272.0 7719.6 +551.1
(26/05) 7348.0 7953.5 7348.0 7777.2 +551.9
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 146,431 164,084 488,300 (- 12,255)
銀 44,389 102,900 154,905 (- 2,137)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 48,710.97 - 20.19
前日 155.95/97 1.1779/81 ・ナスダック 23,593.10 - 20.21
本日 156.55/57 1.1770/02 ・10年米国債利回り 4.13 0.00
・NY原油 (26/02) 56.74 - 1.61 ・SPDR保有金残高 1068.27 + 3.71
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金は反発。前日比は48.5〜53.6ドル高。中心限月の2月限は
49.9ドル高。銀は続伸し、545.5〜566.9セント高、中心限月の3月限は
551.1セント高。金、銀とも全限月が一代高値を更新。
金2月限は反発。中心限月として最高値を更新している。トランプ米政権のもとでド
ル離れや米国離れが進む見通しであることが貴金属市場へ資金流入を引き続き促してい
る。準備資産や安全資産としての米国債の需要がさらに後退し、金に置き換わっていく
とみられている。トランプ米大統領はナイジェリア政府の要請を受けて同国北部のテロ
組織ISISの拠点に攻撃を実施したほか、ベネズエラのマドゥロ政権の転覆を目的と
して制裁タンカーの封鎖を当面継続する方針で、ドル離れの原因である歳出削減に取り
組む気配は見られない。トランプ米大統領は就任当初、政府効率化省(DOGE)によ
る歳出削減を目指していたが成果は乏しく、米国の債務残高は膨らみ続けている。
ウクライナ和平が期待されていることは圧迫要因。28日にトランプ米大統領とウク
ライナのゼレンスキー大統領が会談する。米アクシオスのインタビューに対して、ゼレ
ンスキー大統領は日曜日の会談で停戦への枠組み合意を結ぶ意向であるほか、和平案を
国民投票で判断する用意があると語った。ただ、ゼレンスキー大統領は国民投票には少
なくとも60日間の停戦が必要になるとも述べた。一時停戦はウクライナに再軍備の機
会を与えることから、ロシアが容認するのか不明。
トランプ米大統領は米ポリティコとのインタビューで、「ゼレンスキー大統領には私
が承認するまで何もない」、「彼が何を持っているのか見てみよう」と述べた。ゼレン
スキー大統領の発言からするとウクライナ和平は近そうだが、トランプ米大統領の発言
は慎重。
銀3月限は大幅続伸。最高値を更新した。金相場と比較して引き続き割安と見られて
いることが買い手掛かり。
今日の材料
・プーチン露大統領の指示により、ロシア高官が米高官との電話会談
・ウクライナについて米ロは協議を継続することを確認=ロシア政府
・年内に多くのことが決まる可能性ある=ゼレンスキー大統領
・米大統領、近いうちにプーチン大統領と協議することを期待=米ポリティコ
・米大統領、ロシア経済はかなり厳しい状況にあると認識=同上
・キエフの和平案はロシアが協議している内容とは異なる=リャブコフ露外務次官
・アンカレジ合意から外れた合意はない=同上
MINKABU PRESS
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