アジア株 総じて下落、台湾株は続伸

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:41現在
香港ハンセン指数   25635.23(-183.70 -0.71%)
中国上海総合指数  3965.28(+1.60 +0.04%)
台湾加権指数     28810.89(+254.87 +0.89%)
韓国総合株価指数  4220.56(+90.88 +2.20%)
豪ASX200指数    8725.73(-36.98 -0.42%)
インドSENSEX30種  84704.94(-336.51 -0.40%)

 29日のアジア株は総じて下落。台湾株は続伸。最高値を更新した。半導体関連株を中心に買いが広がった。韓国株も続伸。利下げ期待に加えて、半導体メーカーのSKハイニックスの大幅高が好感された。豪州株は続落。ハイテク、エネルギー、不動産などが売られた。上海株は小幅続伸。9日続伸となっており、過熱感から上値の重い展開となった。
   
 上海総合指数は小幅続伸。ほぼ変わらず。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が買われる一方で、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が買われる一方で、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、複合企業の長江和記実業(シーケー・ハチソン・ホールディングス)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、インターネットメディア会社のカー・グループが買われる一方で、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワン、石油・ガス会社のサントス、不動産会社のグッドマン・グループ、ドローン検知技術企業のドローンシールドが売られた。

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