米国がベネズエラを攻撃した。一般的に産油国の軍事紛争は原油価格の押し上げ要因 になるが、足元では目立った混乱は報告されていない。ベネズエラ産原油に関しては、 それよりも海上封鎖による輸出が困難になっている状況の方が警戒される。また、トラ ンプ米政権は米石油企業の投資拡大を報告しており、今後は米石油企業のベネズエラ投 資が拡大すると、逆に増産圧力が強まる可能性が高い。ただし、過去10年にわたる投 資不足で生産が低迷している状態にあり、回復に向かうにしても時間が必要だろう。大 きな増減を想定する必要性は乏しい。供給リスクという視点であれば、昨年末からイラ ンで反政府抗議デモが広がりを見せていることの方に注目すべきだろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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