[今日の視点]貴金属=続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は30.18ドル高
の4494.67ドル、銀が222セント高の8125セント、プラチナが
119.50ドル高の2440.00ドル、パラジウムは80.98ドル高の
1822.56ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.64/66円で、前営業日の
大引け時点から0.23円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3240円前後、銀は385.2円前後、プラチナ
は1万0940円前後、パラジウムは8700円前後。
【NY金は地政学的リスクが支援】
 金はきのうの海外市場では、地政学的リスクを受けて買い優勢となった。
 金は地政学的リスクが支援要因になった。米国がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束
したことをきっかけとした地政学的リスクが引き続き意識された。アジア太平洋地域で
は、日本と韓国、オーストラリア、タイが外交や対話、安定の重要性を強調し、米国の
行動に対する批判は避けた。欧州7カ国首脳は、トランプ米大統領がデンマーク自治領
グリーンランド取得に関心を示したことを受け、デンマークとグリーンランドへの支持
を表明した。
 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、連邦準備理事会(FRB)の今後の金融
政策運営について、雇用とインフレの双方にリスクがあるため、今後発表される経済指
標を見極めながら「微妙な調整」を行う必要があるとの認識を示した。ミラン理事は、
FRBは景気下支えに向け積極的な利下げを行う必要があるとの見解を改めて示した。
 銀はきのうの海外市場では、地政学的リスクや金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは地政学的リスクや金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、地政学的リスクや金堅調を受けて買い優勢となっ
た。
 プラチナは地政学的リスクや金堅調が支援要因になった。欧州7カ国首脳は、トラン
プ米大統領がデンマーク自治領グリーンランド取得に関心を示したことを受け、デンマ
ークとグリーンランドへの支持を表明した。一方、中国商務省は、デュアルユース(軍
民両用品)の日本向け輸出を即時禁止すると発表した。高市早苗首相の台湾有事を巡る
発言に対する新たな対抗措置の可能性がある。

<今日の予定>
・独小売売上高 2025年11月(連邦統計庁)
・独雇用統計 2025年12月(連邦雇用庁)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年12月速報(EUROSTAT)
・全米雇用報告 2025年12月(ADP)
・米耐久財受注 2025年10月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2025年10月(商務省)
・米非製造業景況指数 2025年12月(ISM)
MINKABU PRESS 東海林勇行

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。