金・銀午前=金は期先3本が反落、NY高も原油安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は期先3本が反落。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル
建て現物相場の軟調を受けて期先3本がマイナスサイドに転じた。銀はニューヨーク高
を受けて買い優勢となった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が24円安〜80円高、金ミニが
20.5〜234.0円高、ゴールドスポットが1111円高、銀が6.9〜16.5
円高。
 午前11時3分現在の出来高は、金が1万9957枚、金ミニが9606枚、ゴール
ドスポットが501枚、銀が15枚。
【NY金は地政学的リスクが支援】
 金は地政学的リスクが支援要因になった。米国がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束
したことをきっかけとした地政学的リスクが引き続き意識された。アジア太平洋地域で
は、日本と韓国、オーストラリア、タイが外交や対話、安定の重要性を強調し、米国の
行動に対する批判は避けた。欧州7カ国首脳は、トランプ米大統領がデンマーク自治領
グリーンランド取得に関心を示したことを受け、デンマークとグリーンランドへの支持
を表明した。
 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、連邦準備理事会(FRB)の今後の金融
政策運営について、雇用とインフレの双方にリスクがあるため、今後発表される経済指
標を見極めながら「微妙な調整」を行う必要があるとの認識を示した。ミラン理事は、
FRBは景気下支えに向け積極的な利下げを行う必要があるとの見解を改めて示した。
 トランプ米大統領は、ベネズエラが制裁対象の3000万〜5000万バレルの石油
を米国に「引き渡す」と述べた。また「石油は市場価格で売られ、収入はベネズエラと
米国の人々のために使われるよう、米大統領である私が管理する」とした。原油安に振
れ、金の上値を抑える要因になった。
 金先限は2万3320円まで上昇したのち、上げ一服となった。ニューヨーク高が支
援要因になった。円相場は1ドル=156円台後半で推移した。銀先限は398.0円
まで上昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、地政学的リスクを受けて買
い優勢となった。アジア市場では、朝方の4499.14ドルから、原油安などを受け
て売り優勢となった。
 午前11時現在、4465.02ドルで推移、銀は8036セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4464.49ドル、銀が7903セント。

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