NY原油市況=反発、リバランスによる資金流入を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/02     56.42       58.67       55.97       57.76        + 1.77
  2026/03     56.30       58.53       55.89       57.64        + 1.74
  2026/04     56.14       58.38       55.77       57.53        + 1.72
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,217,395             1,975,822    ( + 20,766)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/02     211.95    + 6.28
                            2026/03     211.14    + 6.13
         改質ガソリン       2026/02     176.03    + 6.58
                            2026/03     178.14    + 6.23
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.74〜
1.77ドル高。その他の限月は1.24〜1.72ドル高。
 ブルームバーグ・コモディティ・インデックスなど主要なコモディティ・インデック
スのリバランスのなかで、金や銀など昨年大幅に上昇した貴金属のウエイトが引き下げ
られる一方、相対的に原油や農産物などのウエイトが引き上げられる見通しであること
が相場を押し上げた。リバランスによる原油市場への短期的な資金流入が期待されてい
る。
 米国がロシア船籍のタンカー「マリネラ」を公海上で拿捕したことを受けて、米国が
仲介役となったウクライナ和平協議の見通しに不透明感が強まったことも買い手掛か
り。ロシアは「マリネラ」を執拗に追跡する米国に対して、追跡を止めるよう要請して
いたものの、米政府は聞き入れなかった。ウクライナ和平協議は、ウクライナ東部の割
譲を巡って難航している。
 イエメンを巡って、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の対立が激化する
兆候があることも買い手掛かり。サウジが支持するイエメン暫定政府とUAEが支援す
る南部移行評議会(STC)の武力衝突は一巡し、対話が始まろうとしていたものの、
リヤドでの協議に招待されていたSTCのズバイディー議長が出席を避けて代理を派遣
したことでサウジは激怒し、暫定政権の最高意思決定機関である大統領指導評議会から
ズバイディー氏を反逆罪の容疑で除名し、検察に送致することを決定したと伝わってい
る。サウジの連合軍報道官によると、一時行方不明となっていたズバイディー氏はUA
Eに亡命した。
 時間外取引で2月限は55.76ドルまで急落した後、買い戻しが優勢になると
57.17ドルまで水準を切り上げ、一時下げを解消した。ただ、上値は重く、通常取
引開始後は再び売りに押された。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・ベネズエラを日常的に統治するつもりはない=ルビオ米国務長官
・米国の国益に奉仕できないなら、ベネズエラは石油を売ることは許されない=バンス
米副大統領
・ベネズエラが石油取引から得る資金で米国製の製品のみ購入する=トランプ米大統領
・次期FRB議長を決断したと表明=同上
・イランで反政府デモが継続、激化の兆候も
・ベネズエラ政府、ハビエル・ホセ・マルカノ・タバタ大統領警護隊司令官を解任
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