金・銀午前=金は反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反発。ドル建て現物相場の上昇や円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、
ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられたが、押し目は買われた。銀はまちまちの値
動きとなった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が230〜327円高、金ミニが
220.0〜306.5円高、ゴールドスポットが1107円高、銀が2.1円安〜
5.9円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万5560枚、金ミニが9261枚、ゴール
ドスポットが515枚、銀が10枚。
【NY金は米財務長官の利下げ要求などで下げ一服】
 金はベセント米財務長官の利下げ要求などを受けて下げ一服となった。米財務長官、
連邦準備理事会(FRB)は金融政策決定に「オープンマインド」で臨み、投資を促進
するために「FRBとしての役割を果たすべき」と述べ、改めて利下げを要求した。一
方、米新規失業保険申請件数は前週比8000件増の20万8000件となった。緩や
かな増加となり、労働需要が低調ながらも、昨年終盤のレイオフ(一時解雇)が比較的
少なかったことを示唆した。市場予想の21万件を下回った。今夜は12月の米雇用統
計の発表がある。
 トランプ米政権が取得に関心を示しているデンマーク自治領グリーンランドについ
て、米政府当局者がグリーンランドの住民に一時金を支払う案を協議したことが複数の
関係筋の話で分かった。デンマークからの分離を促し、将来的に米国への編入を目指す
狙いがあるという。欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は、
米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有に向けた動きが現実のものとなった場
合に備え、EUがどのような対応を取るか協議したと明らかにした。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナに対する安全の保証に関する文書に
ついて、トランプ米大統領との最終調整に向け「実質的な準備が整っている」との見解
を示した。一方、ロシアは、英仏が停戦成立後のウクライナに平和維持のために多国籍
軍を派遣する計画に署名したことを受け、西側諸国がウクライナに軍部隊を派遣すれば
正当な戦闘目標になると警告した。
 金先限は2万3190円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因に
なった。円相場は1ドル=157円台前半の円安に振れた。銀先限は378.0円に下
落した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、手じまい売りが出たが、ベ
セント米財務長官の利下げ要求などを受けて下げ一服となった。アジア市場では、朝方
の4476.51ドルから、売り優勢となった。
 午前11時現在、4469.24ドルで推移、銀は7653セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4434.30ドル、銀が7628セント。

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