各種地政学リスクを手掛りに、8日の原油相場は安値修正の動きが優勢だった。 1)米国のベネズエラ産原油を輸送するタンカー拿捕、2)黒海でウクライナ軍を攻 撃、3)イエメンでサウジアラビアとUAEを巻き込んだ内戦激化、4)イランで反政 府デモが激化、5)米議会でロシア産原油購入国に対する制裁案の議論などが、材料視 されている。現時点では需給緩和見通しが修正を迫られている訳ではないが、要求環境 が大きな修正を迫られるリスクとして警戒されている。引き続き「地政学リスクの買 い」と「需給緩和の売り」が交錯する地合が想定される。ネズエラ産原油・石油製品に 対する制裁緩和の議論も活発化している模様だ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。