ドル円157円台後半へと上昇、米雇用統計発表を控えて=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、ドル円が157円台後半へと上昇している。東京朝方の156円台後半から息継ぎすることなく淡々と買われている。クロス円も同様に買われており、ユーロ円は182円台後半から183円台後半へ、ポンド円は210円台後半から211円台後半まで上昇している。円安の動き顕著になっている。また、米債利回り上昇とともにドル自体も堅調。ユーロドルは1.16台後半から前半へ、ポンドドルは1.34台前半から1.34付近へと軟化している。円安の面では、昨日の実質賃金の大幅低下を受けて市場の早期追加利上げ観測の後退が指摘される。次回の日銀会合について「現状維持を決める公算が大きい」との関係者の発言も響いたもよう。ドル高の面については、この後の米雇用統計で雇用増や失業率低下などが予想されており、先取りしてドルが買われているようだ。また、ドル円特有の話題としては、昨日期限を迎えた157.00レベルの大規模オプション設定を通過して、上抜け方向へと動意付いたことも指摘されている。 ドル円は157円台後半での取引。この日は一貫して上がり続けている。東京朝方の156.78付近を安値に、ロンドン市場では高値を157.74付近に更新している。クロス円の上昇も伴っており、円安の面が強いようだ。次回日銀決定会合での利上げ観測が後退していることが背景。昨日の実質賃金の大幅低下の影響が残っているもよう。きょうは、関係者から「現状維持を決める公算が大きい」との発言も報じられた。 ユーロドルは1.16台半ばでの取引。東京早朝の1.1662付近を高値に、ロンドン時間には安値を1.1630台に広げてきている。米債利回りの上昇が手掛かりとなったほか、このあとの米雇用統計が強含むとの観測でドル買いが先行する面も指摘される。ユーロ円は円安の動き。東京朝方の182.71付近を安値に買われ、ロンドン時間には183.67付近に高値を伸ばしている。対ポンドでもややユーロ高の振れている。11月ユーロ圏小売売上高は予想を上回る伸びを示しており、ユーロ買いを支援した。 ポンドドルは1.34台前半での取引。東京朝方の1.3442付近を高値にロンドン市場では安値を1.3404付近に広げている。ポンド円は終日堅調。東京早朝の210.62付近からロンドン市場では高値を211.60付近へと更新してきている。ユーロポンドは0.8671から0.8687までのレンジでややポンドが軟調に推移している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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