ドル円は2024年7月以来の高値、ユーロ円は史上最高値を更新=東京為替概況 ドル円は、2025年1月に付けた昨年の最高値158.87円を更新した。高市首相が衆議院の解散総選挙を検討しているとの先週末の報道を受け、円売りを誘う展開が継続している。レアアースをめぐるG7財務相会合で訪米中の片山財務相が今朝、「急激な円安進行を憂慮している。ベッセント財務長官とも話し、認識を共有した」と発言したことで一時円高に振れる場面もあったが、反応は限定的にとどまった。これが逆に上昇への弾みとなり、朝方に付けた157.90円を底値に反発した。その後、共同通信が高市首相の解散総選挙の意向を報じると円売りが一段と強まり、158.91円と2024年7月以来の高値を付けた。159.00円手前の売り注文に上値を抑えられたことや、高値更新後の一服感から158.60円台まで急落する場面も見られたが、押し目は浅い。依然として地合いは上方向との意識から再び上値を試し、直近では158.97円を付けている。 解散総選挙で自民党が勝利した場合、積極財政路線が強化され、日銀による追加利上げの可能性が遠のくとの思惑から円売りが進行している。クロス円も軒並み円安が進み、ユーロ円は朝方の184.26円から史上初めて185円台に乗せ、185.29円を付けた。ポンド円も212.67円から、2008年以来の高値となる214円台まで上昇している。 円主導の展開となっているため対ドルでは動きが鈍く、ユーロドルは朝方から16ポイントレンジ(1.1655-1.1671)、ポンドドルは17ポイントレンジ(1.3462-1.3479)での推移となっている。 MINKABUPRESS 山岡
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