【本日の見通し】介入警戒感も、中長期的な流れの変化は難しいか 昨日は片山財務相や三村財務官から厳しい円安けん制の姿勢が示され、いったん介入警戒感からドル売り円買いとなった。東京市場で2024年7月以来の高値となる159円45銭まで上昇していたが、介入警戒感から158円10銭まで下げる場面が見られた。節目と見られる160円を前に、高値警戒感が広がっていたことも、大きな調整につながっている。 もっとも、実際の介入が行われない限り、ドル高円安の流れを反転させることは難しいとみられる。高市首相が昨日、今月の通常国会冒頭での解散の意向を自民党および維新の会幹部に伝えており、2月8日に投開票となる。世論調査動向から自民党が議席を伸ばす可能性が高く、その場合、高市首相が進める積極財政を受けた円安の流れが継続するとの思惑が広がっている。 この後はドル高円安の流れと、介入警戒感が交錯する展開。昨日の安値を下回り、158円を割り込むような動きを見せると、上値トライに一服感が出る可能性がある。一方で、159円台をあっさりと回復するようだと、過熱感がいったん抑えられた中での再びのドル高円安となり、昨日は上値を抑えた159円台半ばから160円にかけての売りを崩して上値をトライする流れが強まる可能性が高い。 ユーロ円などクロス円も介入警戒感をにらむ展開。円買い介入はドル円での実施となる可能性が高いが、その際には、ユーロ円やポンド円でも円高が進む形となる。ユーロ円は184円台を中心とした推移から、方向性を見極める動きとなりそう。ポンド円は213円台半ばが重くなるようだと、少し下げそうな状況となっているが、こちらもドル円の動き次第。 ユーロドルは1.16台を中心とした推移が継続か。ポンドドルは1.3500ドル手前がやや重い。1.34台を中心に、下方向のリスクがやや高いという印象。 MINKABUPRESS 山岡
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