前週は360。20円まで値上がりした後、350円台前半まで上げ幅を削る展開に なった。上海ゴム相場が底堅く推移したことで、週前半は買い優勢の展開になった。素 材市況全体が強含み、上海では合成ゴム相場が上昇したこともあり、買い圧力が強まっ た。また、高市首相が衆院を解散するとの見方が強まると、株高・円安が促されたこと もポジティブ。ただし、週後半は株高・円安が一服したこともあり、調整売りで上げ幅 を削った。 今週は押し目買い優勢の展開が続く見通し。素材市況全体の動向が重視されており、 合成ゴムや鉄鉱石相場などが底堅さを維持すると、上海ゴム主導で底固い展開になろ う。上海ゴム相場はボックス気味の展開に留まっているが、押し目での物色妙味は維持 される。ただし、あくまでも他素材市況の動向に強く依存するため、コモディティ市場 全体で調整売りが膨らむと、ゴム相場も若干の下振れリスクを想定しておく必要があ る。株価・円相場の値動きは不安定だが、円買い介入が警戒される中、円安主導の上昇 は一服した模様だ。押し目買い優勢も、急伸地合を形成するリスクは後退している。中 国経済指標の発表がイベントリスクになる。 予想レンジは340〜360円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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