前週は、1月12日に発表された米農務省(USDA)の需給報告と四半期在庫が嫌 気され、穀物相場は全面安になった。特にトウモロコシは在庫見通しの引き下げ観測が 完全に裏切られる結果になり、ネガティブ・サプライズと評価された。急落が一服した 後は押し目買いが下値を支えたが、トウモロコシ相場は420セント台前半をコアに売 買が交錯した。大豆相場もUSDA統計を受けて急落したが、バイオディーゼル用需要 の強気見通しを背景に押し目買いが入り、1040セント割れから1050セント台後 半まで下げ幅を縮小した。 今週は、トウモロコシ相場は値固め、反発を打診する見通し。現物市場が安値を拒否 している。価格低下による需要拡大、農家売り渋りの影響が見受けられる。このまま 420セント水準で下値を固めると、安値修正が促されよう。南米産の供給圧力が警戒さ れることはネガティブ。大豆相場は戻り売り優勢の展開が続く見通し。南米産の収穫期 を迎えつつある。まだ本格的な出荷開始時期ではないが、米国産の輸出鈍化が警戒され る。1000セント台前半まで改めて値下がりするリスクがある。 予想レンジは、トウモロコシが415〜440セント、大豆が1030〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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