トランプのグリーンランド発言は米国売りにつながる恐れ、一部で「TACO」予想 トランプのグリーンランド発言でドルに対する信頼低下によりドルが対主要国通貨で下落している。ドル指数は0.3%低下。 週明けオセアニア市場では欧州通貨が対ドルで下落して始まり、ユーロドルは一時11月28日以来の安値をつけた。ただ、東京時間に入ると米ドル信頼低下によるドル売りが強まり、ユーロドルは急反発し前週末の高値を上回った。 スイスフランは対ドルで0.6%上昇、ドル円は一時157.40円台まで下げた。安全資産である金は最高値を更新しており、銀など他の貴金属価格も大幅高。 時間外で米株は大幅安、ダウは360ドル近く下げている。ただ、債券先物が上昇していることから今のところ米国売りにはいたっていない。きょうは米株式・債券市場は休場。 米国資産の下落が続けばトランプ氏は態度を軟化させる可能性がある。いわゆる「TACOトレード」になるとの見方もありドル売りは限定的との声も。欧米関税戦争は為替市場よりも株式市場に打撃を与える可能性があるためだ。 先週末にトランプ米大統領は、米国によるグリーンランド領有に反対する欧州8カ国に対し最大25%関税を課すと発表した。これに対し欧州連合は懸念を表明、対米報復措置として930億ユーロの関税を準備している。 マクロン仏大統領は「貿易バズーカ」と呼ばれる手段の発動を欧州連合に要請。これは欧州連合が持つ最強の報復手段であり2023年の採択以来発動されたことがない。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。