アジア株 上海株5日ぶり反発、GDP目標達成で安堵 欧米対立は中国にとってポジティブ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株5日ぶり反発、GDP目標達成で安堵 欧米対立は中国にとってポジティブ

東京時間11:12現在
香港ハンセン指数   26675.87(-169.09 -0.63%)
中国上海総合指数  4125.78(+24.01 +0.60%)
台湾加権指数     31433.25(+24.55 +0.08%)
韓国総合株価指数  4889.81(+49.07 +1.01%)
豪ASX200指数    8861.00(-42.85 -0.48%)

アジア株は高安まちまち。

米国と欧州の対立が懸念されているものの、市場の一部は「TACOトレード」になると見ている。

トランプ米大統領は米国によるグリーンランド領有に反対する欧州8カ国に対し最大25%関税を課すと警告、これに対し欧州連合は対米報復措置として930億ユーロの関税を準備している。

マクロン仏大統領は「貿易バズーカ」の発動を欧州連合に要請。これは欧州連合が持つ最強の報復手段であり2023年の採択以来発動されたことがない。EUは昨年、米関税戦争において事態悪化を避けるためこの手段を使用しなかった。

欧米対立懸念で時間外で米株は大幅下落、ダウは360ドル近く下げている。そのためトランプ氏は態度を軟化させる、いわゆる「TACOトレード」になるとの声が聞かれる。欧米関税戦争は為替市場よりも株式市場に打撃を与える可能性があるためだ。

上海株は5営業日ぶりに反発。

欧米対立は中国にとってポジティブとの見方、米国と欧州の分裂は中国にとって利益になるだろう。中国習近平国家主席とカナダ首相は先日、両国の関係改善や経済協力の強化について協議、相互関税の引き下げで合意した。

カナダの中国製EV関税引き下げを受け上海市場では安徽江淮汽車や上海汽車集団、中国自動車工程研究院、長城汽車など自動車関連が総じて上昇している。

中国25年通年GDPが+5.0%と政府目標「5%前後」を無事達成したことで安堵感が広がっている。米国以外の国で輸出が急増し過去最大の貿易黒字となったことが寄与した。ただ、第4四半期GDPは前年同期比+4.5%と前回+4.8%から縮小、新型コロナロックダウンが解除された2022年後半以降最低水準となった。

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