金・銀午前=金は堅調、グリーンランド問題でさらなるドル離れを想定

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は堅調。今年の米中間選挙に向けて支持率の低迷するトランプ米大統領が、グリー
ンランドの領有に向けて各国と対立し、ドル離れや米国離れを一段と促していることが
買い手掛かり。今週末にもUSSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群が
中東に到着し、イラン攻撃が始まる可能性があることも支援要因。円相場は1ドル=
158円ちょうど付近で推移。
 午前11時15分現在の前営業日比は、金標準が4円安〜64円高、金ミニが13〜
116.5円高、ゴールドスポットが1000円高、銀が0.4円安〜8.9円高。
 午前11時15分現在の出来高は、金が1万0841枚、金ミニが6910枚、ゴー
ルドスポットが694枚、銀が10枚。
【米債に再び売りが強まる】
 日本の40年債利回りが4.01%まで上昇し、導入以来の最高水準を更新した。消
費税減税による財政収支の悪化が警戒されていることや、米債に再び売り圧力が強まっ
ていることが円債を圧迫している。米10年債利回りは4.26%付近まで上昇し、昨
年9月以来の高水準となった。以前は安全資産だった円債や米国債はリスク回避局面で
買われることが乏しくなっており、逃避的な資金が貴金属市場に流入しやすくなってい
る。円安やドル安をヘッジする意味合いでも貴金属の魅力が高まっている。
 金先限は2万4536円まで下落し、一時マイナス転換した。ただ、マイナス圏での
推移は瞬間的。押し目買い需要は引き続き旺盛。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は小動き。前日に4688.87ドルまで最高値を更新した後
は動意が限られている。銀は9292セント付近まで調整安。
 午前11時10分現在、金は4668.178ドル、銀は9303セントで推移。

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