小じっかり=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外為市場中盤、ドル円は105円後半を中心に上下。
 
 昨日、米供給管理協会(ISM)が発表した8月の米製造業景気指数が一段と低下したことで、米景気減速懸念が強まっている。米中貿易戦争が激化するなかで、製造業を中心に企業景況感の低下が続いている。今月の米追加利下げ観測もドル円の重し。
 
 ただ、各国中銀が景気下振れリスクに対応するため金融緩和に動いていることは、投資家心理の悪化を食い止めており、リスク回避の円買いをやや抑制している。
 
 ユーロ円は116円前半で推移。昨日、年初来安値を更新した後は小戻ししている。豪ドル円は71円後半まで上昇。4-6月期の豪国内総生産(GDP)が好感された。
  
 日経平均は小幅続伸。前引けでは前営業日比5.98円高の2万0631.14円となった。

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