[今日の視点]貴金属=軒並み上昇、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は114.99ドル
高の4938.42ドル、銀が219セント高の9618セント、プラチナが
176.30ドル高の2633.10ドル、パラジウムは65.66ドル高の
1916.05ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.37/39円で、前営業日の
大引け時点から0.37円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5980円前後、銀は500.0円前後、プラチナ
は1万2500円前後、パラジウムは9500円前後。
【NY金はドル安再開が支援】
 金はきのうの海外市場では、ドル安再開を受けて買い優勢となった。
 金はドル安再開が支援要因になった。欧州中央銀行(ECB)が公表した12月の理
事会の議事要旨から、インフレ率が目標近辺で推移する中、ECB当局者らは金利調整
を急いでいないことが分かった。トランプ米大統領は、デンマーク自治領グリーンラン
ドを巡る合意の詳細について、依然として交渉が行われているとした上で、米国が同地
への「完全なアクセス」を得る必要があるほか、金銭を支払う意向はないと明らかにし
た。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナとロシアの代表団が、米国の当局者
を交え、アラブ首長国連邦(UAE)で三者会合を行うと明らかにした。ゼレンスキー
氏は、三者会合は「前向きな」一歩だが、領土問題はまだ解決されていないと表明し
た。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安再開や金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安再開や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安再開や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安再開や金堅調が支援要因になった。欧州中央銀行(ECB)が公表
した12月の理事会の議事要旨から、インフレ率が目標近辺で推移する中、ECB当局
者らは金利調整を急いでいないことが分かった。またトランプ米大統領が欧州諸国に関
税を課す方針を撤回したことを受けた買いが続いたほか、米経済の底堅さを示すデータ
を受けて株高に振れたことも支援要因になった。

<今日の予定>
・消費者物価指数 2025年12月(総務省)
・総裁記者会見(日本銀行)
・英小売売上高 2025年12月(国立統計局)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年1月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年1月速報(Markit)
・米消費者信頼感指数 2026年1月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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