シカゴ大豆市況=続伸、ドル安や高水準の週間輸出成約高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/ 3     1063.50     1071.50     1061.25     1067.75     + 3.75
  2026/ 5     1075.75     1084.00     1074.00     1079.50     + 3.25
  2026/ 7     1088.75     1096.75     1087.00     1092.50     + 3.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電          233,028        844,552  ( - 1,598)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月15日までの週)
 大 豆:245万5000トン(事前予想レンジ:150万〜300万トン)
 大豆粕: 41万2700トン(事前予想レンジ: 15万〜 50万トン)
 大豆油:  1万0500トン(事前予想レンジ:  0〜  2万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(1月29日−2月2日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は下回る〜平年並み
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 大豆は続伸。終値の前営業日比は3.25〜6.50セント高。中心限月の3月限は
3.75セント高の1067.75セント。

 大幅にドル安が進展したことで商品全面高の様相となり、シカゴ穀物もそれに追随し
た。独自要因としても週間輸出成約高が245万トン台と高水準となったことが好感さ
れた。また南米産地についてもアルゼンチン産地南半分、さらにブラジル産地南部の中
央部で乾燥した天気が続き悪影響が懸念されている。

 期近の主要限月3月限は1063.50セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間
外取引では午後から軟化して1060セント台前半で推移。しかし1060セント台を
割り込まず、欧州の時間帯の後半から米国の時間帯前半にかけて上伸した。高値は
1071.50セントまであったが、米国の時間帯の後半は軟化して引けは1070セ
ント台を割り込んだ。

 米農務省(USDA)発表の1月15日までの大豆週間純輸出成約高は245万
5000トンと、前週の207万1900トンを上回った。
 今年度の累計純輸出成約高は3303万4600トンと、前年同期の4217万
4400トンを22%下回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では着ザヤ期にある大豆にとって好ましい降雨が続く見込みだが、
南部の中央部では来週にかけても降雨はない見込みで、着ザヤ期にある一部ではイール
ド低下につながる可能性がある。またこれは今後数週間に大豆の収穫後にすぐに作付け
られるサフリニャ(二期作)コーンにとっても土壌水分不足が続く可能性がある。
 アルゼンチン産地では、南半分で極めて乾燥した天気が続いている。土壌水分と作柄
の低下が続いており、コーン、大豆の生産高への影響しそうだ。週末には局地的に降雨
が発生する見込みだが、降雨範囲は限定的で、来週もまとまった降雨の可能性は低いだ
ろう。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(USDAの農業天気ハイライト)。
 プレーンズでは、北半分で今朝の最低気温が−18℃以下まで低下した。とくにノー
スダコタ州では−29℃と厳しい冷え込みとなったところもあった。ネブラスカ州以北
ではこの厳しい冷え込みが冬小麦に悪影響を及ぼす可能性がある。一方、南半分では積
雪によるスノーカバーが冬小麦の作柄を保護することになるだろう。

 大豆製品は、大豆油が期近から反発、大豆粕は続伸。大豆高に追随した。とくに大豆
粕の上げ幅が大きくなった。
 大豆粕3月限は前日比3.70ドル高の299.90ドル。
今日の材料
・ブラジル産地中部では着ザヤ期にある大豆にとって好ましい降雨が続く見込み。
・ブラジル南部の中央部では来週にかけても降雨はない見込み。着ザヤ期にある一部の
 大豆はイールド低下につながる可能性。その後に作付けられるサフリニャ(二期作)
 コーンにとっても土壌水分不足が続く可能性。
・アルゼンチン産地南半分で極めて乾燥した天気が続く。コーン、大豆の生産高への影
 響する可能性。今週末や来週の降雨も限定的。
・プレーンズでは北半分で厳しい冷え込みで冬小麦に悪影響を及ぼす可能性。

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