【本日の見通し】介入警戒と米国売りが重石

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【本日の見通し】介入警戒と米国売りが重石
   
 先週金曜日の日本時間夕方、ドル円は159円台から157円台前半まで急落した。158円台に戻してもみ合った後、NY市場では155円台まで売り込まれる展開となった。日本銀行によるレートチェックの噂に加え、NY市場ではNY連銀によるレートチェックの噂も流れた。さらに週末、米上院民主党のシューマー院内総務が、30日に期限を迎える2026年度予算案を阻止すると表明。連邦政府機関の閉鎖が再び現実味を帯びたことで、ドル売り(米国売り)が重石となっている。米歳出法案は下院で可決済みだが、上院は共和党が過半数を占めているとはいえ、少数政党による議事妨害(フィリバスター)の権利が認められており、民主党の一部が賛成しない限り法案は成立しない。この場合、31日から連邦政府閉鎖となる。
  
 ドル円は介入警戒感とドル売り警戒の両面から、下押し圧力がかかりやすい。週明けは先週末の終値水準よりさらにドル安円高でスタートし、154円台を付ける動きを見せている。このまま上値の重い展開が続く可能性が高い。
  
 ドル安の流れを受けてユーロドルは1.18台後半を付けている。ポンドドルは1.3660ドル台で推移しており、堅調な動き。この後もドル売りの流れから底堅い推移が見込まれる。連邦政府機関閉鎖が再び起きた際の混乱を警戒した動きが続きそうだ。
  
 ユーロ円などのクロス円は、ドル円同様に介入警戒感が重石となっている。ユーロ円は先週末の186円台後半から183円台まで下落。週明けは金曜日の安値を割り込み、183円台半ばを割り込むなど円買いが優勢となっている。ポンド円は214円台前半から212円台を付け、週明けは211円台での推移。こちらも円買いが優勢となっている。ただ、対ドルでのユーロ買いやポンド買いの動き次第では不安定な動きとなりそう。上値は重いものの、慎重に流れを見極めたい。
  
MINKABUPRESS 山岡

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