NY原油市況=続伸、米国とイランの対話は限定的

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/03     62.58       63.52       62.07       63.21        + 0.82
  2026/04     62.22       63.14       61.77       62.91        + 0.81
  2026/05     61.91       62.81       61.52       62.59        + 0.75
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,008,538             2,019,611    ( + 31,952)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/02     266.61    + 1.99
                            2026/03     244.69    + 3.63
         改質ガソリン       2026/02     189.23    + 2.71
                            2026/03     190.41    + 2.15
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.81〜
0.82ドル高。その他の限月は0.22〜0.75ドル高。
 米国がイラン攻撃を開始する可能性が高いとみられていることが相場を押し上げた。
トランプ米大統領は「イランに合意するよう強く求める」、「次の攻撃は(昨年の)核
施設への攻撃よりはるかに深刻だろう」、「イランをめぐっては時間切れになりつつあ
る」と述べた。米アクシオスによると、米国とイランは真剣な協議を行っておらず、イ
ランは取引しない見通し。イランはオマーンを通じた米国との外交メッセージのやり取
りを停止したという。
 イランのアラグチ外相がSNSで対話の余地を残していると示唆したことは重し。た
だ、米アクシオスの報道によると、米国はイランにすべての濃縮ウランをイラン国内か
ら撤去すること、ウラン濃縮の停止、長距離ミサイルの制限、親イランの武装組織に対
する支援停止を要求していると伝わっており、イランが受け入れる可能性は低いとみら
れている。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米原油生産量は日量1369万
6000バレルまで減少した。昨年末をピークに減少傾向となっており、次回のEIA
週報では寒波による生産停止もあって一段と減少する見通し。米原油在庫は4億
2375万4000バレルまで減少したものの、昨年後半から推移はほぼ横ばい。
 時間外取引で3月限は売り買いが交錯しつつも、通常取引序盤にかけて63.52ド
ルまで強含み。その後は上げ幅を縮小したものの、引けにかけては再び買いが優勢とな
った。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 -229.5万(4億2375万)
ガソリン +22.3万(2億5721万)
留出油  +32.9万(1億3292万)
(クッシング地区)
原油 -27.8万(2479万)
*()は在庫総量
今日の材料
・仏が立場を変えイラン革命防衛隊のEUテロ組織リストへの追加を支持へ=報道
・ロシアと米国とウクライナの三カ国協議は2月1日にアブダビで再開へ
・米石油協会(API)が発表した米原油在庫は前週比25万バレル減
・米原油在庫の事前予想は前週比145万バレル増

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