[今日の視点]貴金属=軒並み上昇、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて
買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を
受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は185.13ドル
高の5446.22ドル、銀が242セント高の1万1697セント、プラチナが
43.88ドル高の2721.98ドル、パラジウムは125.64ドル高の
2063.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=153.32/34円で、前営業日の
大引け時点から0.67円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万7750円前後、銀は570.0円前後、プラチナ
は1万2830円前後、パラジウムは1万円前後。
【NY金は米FRB議長の独立性発言で一代高値を更新】
 金はきのうの海外市場では、トランプ米大統領の発言で先行き不透明感が広がったこ
とに加え、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の独立性発言を受けて買い優勢と
なり、史上最高値を更新した。
 金はトランプ米大統領の発言で先行き不透明感が広がったことに加え、パウエル米連
邦準備理事会(FRB)議長の独立性発言を受けて買い優勢となった。米大統領は、ド
ルが下がりすぎていないかという記者団からの質問に対し、ドルは好調に推移しており
「ドルの価値は素晴らしい」と応じた。市場ではドル安を容認する発言と受け止められ
た。また米連邦準備理事会(FRB)議長の指名を近く発表すると述べるとともに、金
利が低下するとの見通しを示した。ただベセント米財務長官は「米国は常に強いドル政
策を取ってきた」と述べた上で、円高・ドル安を狙った為替介入の可能性について「絶
対にない」と否定した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を
3.50〜3.75%に据え置くと決定した。インフレの高止まりと堅調な経済成長を
踏まえた。ただ、将来的な利下げ時期について明確な見通しは示さなかった。ウォラー
理事とミラン理事が0.25%の利下げを主張し、金利据え置きに反対票を投じた。パ
ウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、FRBは独立性を失っていないとし、今後
もFRBの独立性が損なわれることはないと述べた。また中央銀行の独立性とは選挙で
選ばれた政治家が金融政策の決定を直接的に左右しないことにあると指摘した。
 イラン国連代表部は「イランは相互尊重と利益に基づく対話の準備ができている。し
かし、もし追い詰められれば、自国を防衛し、かつてないほどの対応を取るだろう」と
した。一方、トランプ米大統領は、イランに対し、核開発問題を巡る合意に向けた交渉
に応じるよう改めて要求した上で、米国による次の攻撃は「はるかに甚大なものにな
る」と警告した。

 銀はきのうの海外市場では、金堅調やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の独
立性発言を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは金堅調や米FRB議長の独立性発言が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、利食い売りが出る場面も見られたが、金堅調やパ
ウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の独立性発言を受けて買い優勢となった。
 プラチナは金堅調やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の独立性発言が支援要
因になった。米FRB議長は、FRBは独立性を失っていないとし、今後もFRBの独
立性が損なわれることはないと述べた。また中央銀行の独立性とは選挙で選ばれた政治
家が金融政策の決定を直接的に左右しないことにあると指摘した。

<今日の予定>
・政策金利公表(南アフリカ準備銀行)
・米国内総生産 2025年10-12月期速報値(商務省)
・米個人所得・支出 2025年12月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米耐久財受注 2025年11月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2025年11月(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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