ゴム週間展望=7月限は調整安か、円安一服や中国の大型連休を控えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [2月9日からの展望]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     週間高低(カッコ内は日付)         2月2日〜2月6日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 26年07月限      339.8     352.2(6)     334.6(2)    349.9    +  5.4
 RSS先限      343.0      348.0(6)    343.0(2)     348.0        0.0
 TSR20    290.0      290.0(2)     290.0(2)     290.0       0.0
 上海5月限   16360    16380(4)    15980(2)      16200     -  185
=======================================
東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.82円  前週末比 2.87 円安
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 【前週までのレビュー】JPXゴムRSS3の中心限月の6月限(前週時点)は、ダ
ブルトップを形成したことから、売りが優勢になるとみたとした。
 【7月限は調整色が強まる】
 JPXゴムRSS3号の活発限月7月限は、2月2日に334.6円まで下落後、戻
り場面となっている。ただ、350円前後から戻り売り圧力が強まっている。チャート
的には、1月23日に一代の高値を付けて以降、上値は切り下げている。2日以降の上
昇を支援したドル円の上昇も、目先、軟化そうだ。また、上海ゴムは、2月16日から
の春節の大型連休を控えて、仕掛けは入りにくくなることが予想される。このため、目
先、JPXゴムRSS3は直近の上昇に対する調整色が強くなりそうだ。
 【ドル円相場に注意】
 このところ、ドル円相場の動きにJPXゴムRSS3が連動することが増えている。
ドル円相場だが、1月23日にレートチェックの噂から159.22円付近から急落
し、27日には152.09円前後まで下落した。その後、ベッセント米財務長官から
の「強いドル政策を支持している」等の発言から反発を開始、2月5日に157.32
円付近まで戻した。ただ、157.30〜50円水準は、23日の急落時に投げが出て
売りが加速した価格帯である。この上の価格帯を買い進むには、新たな強材料が必要だ
ろう。加えて、1月30日から2月5日まで5日連続陽線となっており、過熱感があ
る。目先、直近の急反発に対する調整の可能性が高いとみる。ドル円が円高方向に動く
ようなら、JPXゴムRSS3も売り圧力に晒されるだろう。
 【上海ゴムはレンジ放れに注目】
 上海ゴムの中心限月5月限が、上値が重くなっている。5月限は、1月14日には1
万6480元まで水準を引き上げたが、昨年7月28日に付けた一代高値1万6550
元の手前で切り返されると、20日には1万5525元まで下落。だが、1万5500
元割れが回避されると買いが先行し、29日には1万6790元まで上昇し、昨年7月
28日に付けた一代の高値1万6550元を更新した。さらに29日の夜間取引では1
万6970元まで急騰し、一代の高値を更新した。だが、30日の日中取引に入ると、
流れが一変。節目の1万7000元を突破できなかったことで、売りが先行。翌営業日
の2月2日には1万5835元まで下落した。その後は、1万6000〜1万6400
元台でのレンジ相場となっている。
 1月30日の急騰場面は、ファンダメンタルズからの裏付けはなかったことから、買
い方の逃げ足が速かった。上海ゴムは投機性の高い市場なので、再び仕掛けが入る可能
性が高い。目先、1万6000元と1万6500元のどちらにブレイクするか注目した
い。ただ、上海ゴムは、春節のため2月16〜23日まで休場となる。このため仕掛け
が入るとすれば、9日からの週の前半になろう。
【東京ゴム活発限月の6月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の7月限は、反発となった。1月下旬からの値動きを確認
すると、1月23日に上海高を手掛かりに一代の高値となる361.0まで上昇した。
その後は、上海ゴムの軟化に合わせ売りが先行し、2月2日には334.6円まで水準
を引き下げた。だが、同水準で支持されると戻り歩調となり、6日には352.2円ま
で上昇した。ただ、350円超では戻り売りを浴び、6日の午前中には344円台まで
押し戻されている。
 売りが先行すれば、節目の340円付近が支持になる。同水準を割り込むと、2日の
安値334.6円や節目の330円を意識した展開になる。一方、地合いを引き締める
と、350円台での値固めがポイントになる。これに成功すれば、1月30日の高値3
57.3円や1月23日に付けた一代の高値361.0円を目指すとみる。
【今週の注目ポイント】
 上海ゴムに注目したい。上海ゴムの中心限月の5月限は、29日の取引で一代の高値
を更新した。だが、その後、急反落となった。現状、レンジ相場となっており、レンジ
放れに注目したい。
【相場予想レンジ】
 2月9〜13日のJPXゴムRSS3号7月限の中心レンジ予想は330〜365円
前後。テクニカルの支持線340.0円(節目)、抵抗線は357.3円(1月30日
高値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
 9日 国際収支(経常収支) 2025年12月(財務省)
    米卸売在庫 2025年12月確報値(商務省)
10日 米輸出入物価指数 2025年12月(労働省)
       ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
11日 ●建国記念日
    中国消費者物価指数 2026年1月(国家統計局)
    中国生産者物価指数 2026年1月(国家統計局)
    米雇用統計 2026年1月(労働省)
    米財政収支 2026年1月(財務省)
12日 企業物価指数 2026年1月(日本銀行)
    英国内総生産 速報値 2025年10-12月期(国立統計局)
    英貿易収支 2025年12月(国立統計局)
    英鉱工業生産指数 2025年12月(国立統計局)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米生産者物価指数 2026年1月(労働省)
    米中古住宅販売統計 2026年1月(全米不動産協会)
13日 中国住宅価格指数 2026年1月(国家統計局)
    上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    ユーロ圏域内総生産 2025年10-12月期改定(EUROSTAT)
    ユーロ圏貿易収支 2025年12月(EUROSTAT)
    米消費者物価指数 2026年1月(労働省)
     建玉明細報告(CFTC)
    MINKABU PRESS
     ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。



このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。