[今日の視点]貴金属=反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇と円安を受け
て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上
昇と円安を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は253.54ドル
高の4698.53ドル、銀が633セント高の7935セント、プラチナが
243.60ドル高の2133.60ドル、パラジウムは138.92ドル高の
1725.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.58/60円で、前営業日の
大引け時点から1.02円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4100円前後、銀は449.0円前後、プラチナ
は9900円前後、パラジウムは8200円前後。
【NY金は調整継続も下げ一服】
 金はきのうの海外市場では、欧州時間に押し目を買われたが、ドル高に上値を抑えら
れた。
 金は調整局面を継続したが、欧州時間から押し目を買われた。中国の個人投資家を中
心に強制決済の売りが出たのち、欧州時間から押し目を買われた。ただニューヨーク市
場でドル高に振れたことに上値を抑えられた。1月の米ISM製造業購買担当者景気指
数は52.6と、昨年12月の47.9から上昇した。2022年8月以来の高水準と
なり、節目を示す50を1年ぶりに上回った。市場予想は48.5。一方、トランプ米
大統領は、議会共和党指導部が政府機関の一部閉鎖を終わらせる解決策に近づいている
との見方を示した。米下院で可決されるかどうかを確認したい。米労働省労働統計局
(BLS)は、連邦政府機関の一部が閉鎖されている影響で、1月の雇用統計を予定し
ていた6日に発表できなくなったと明らかにした。
 CMEグループは30日、貴金属相場変動の拡大を受け、マージン要件を2日取引終
了後に引き上げると発表した。
 米国とイランは6日にトルコ・イスタンブールで核開発問題を巡る協議を再開する。
協議にはサウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)などの一部中東諸国
の代表も参加する見通しという。

 銀はきのうの海外市場では、金の下げ一服を受けて押し目を買われたが、ドル高に上
値を抑えられた。
【NYプラチナは押し目買いで下げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、欧州時間から押し目を買われ、下げ一服となっ
た。
 プラチナは調整局面を継続したが、欧州時間から押し目を買われ、下げ一服となっ
た。金市場で中国勢の強制決済の売りが一巡し、下げ一服となったことが下支えになっ
た。また1月の中国のレーティングドッグ中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は
50.3と、前月の50.1から上昇した。輸出受注が回復し、生産の伸びが加速した
ことで雇用が3カ月ぶりの高水準に達した。

<今日の予定>
・キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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