東京株式(大引け)=475円安と続落、米半導体株安と貴金属相場急落が重荷

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 5日の東京株式市場は、米半導体株安が重荷となるなか、貴金属相場の急落に反応した先物売りがかさみ、日経平均株価の下げ幅は一時600円を超えた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比475円32銭安の5万3818円04銭と続落。プライム市場の売買高概算は30億6277万株、売買代金概算は8兆6874億円。値上がり銘柄数は1149、対して値下がり銘柄数は397、変わらずは51銘柄だった。

 前日の米株式市場はNYダウが上昇した一方、ナスダック総合株価指数は下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%を超す下げとなった。決算発表を行ったアーム・ホールディングス<ARM>が時間外取引で下落するなか、朝方の東京市場では同社を傘下に持つソフトバンクグループが売られたほか、半導体関連株が軒並み安となった。加えて、5日のアジア市場では銀の現物価格が急落し、金も下落。一時的に下げ止まった貴金属に対する売り圧力が再燃すると、先物売りにより日経平均は下げ幅を拡大した。東証株価指数(TOPIX)は終値ベースの最高値を上回る場面があったものの、軟化して3日ぶり小反落で終了。ただしプライム市場の値上がり銘柄数は全体の71%に上り、決算発表に伴う個別株への物色意欲は旺盛だった。業種別では医薬品や空運、小売業が上昇率上位となった。これに対し非鉄金属や海運、機械など景気敏感セクターが下落率上位となった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>と売買代金トップとなったキオクシアホールディングス<285A.T>、エムスリー<2413>が株価水準を大きく切り下げ、アドバンテスト<6857>やフジクラ<5803>、ディスコ<6146>が下値を探ったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や任天堂<7974>、三菱重工業<7011>が軟調推移。住友金属鉱山<5713>やNEC<6701>、東ソー<4042>が売られ、ローム<6963>やダイキン工業<6367>、オルガノ<6368>が急落した。

 半面、ファーストリテイリング<9983>や良品計画<7453>が値を上げ、スズキ<7269>やバンダイナムコホールディングス<7832>がしっかり。三菱商事<8058>や清水建設<1803>が値を飛ばし、ルネサスエレクトロニクス<6723>やパナソニック ホールディングス<6752>、アステラス製薬<4503>が大幅高。LINEヤフー<4689>が買われ、山一電機<6941>がストップ高となった。

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