10日の東京株式市場は前日に続きリスク選好ムードが強まるなか、日経平均株価は上値指向を強めた。後場は伸び悩んだとはいえ、高値圏で売り物をこなし、5万7000円台後半で取引を終えた。 大引けの日経平均株価は前営業日比1286円60銭高の5万7650円54銭と大幅高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は29億912万株、売買代金概算は9兆6738億円。値上がり銘柄数は1313、対して値下がり銘柄数は247、変わらずは37銘柄だった。 きょうの東京市場は引き続き買い意欲の強い展開に終始した。前日に日経平均は2000円を超える上昇で史上最高値を更新したが、きょうも目先筋の利益確定売りを難なく吸収して上値を伸ばした。日経平均は朝方に5万8000円ラインに肉薄する場面があった。衆院選で自民党が歴史的な大勝を収めたことで、前日は海外投資家とみられる大口の買い注文がなだれ込んだが、この日も前日の米ハイテク株高が追い風となって、上値指向に陰りはみられなかった。外国為替市場では前場中ごろから円高方向に押し戻され、日経平均の上値を重くしたが、下値では買いが厚く1200円程度の上げ幅をキープした。値上がり銘柄数は後場に入り減少したが、それでも1300を超えプライム市場全体の82%を占めた。売買代金は9兆6000億円台で、10兆円台には乗らなかったが前日に続いて大活況を呈した。 個別では、売買代金2位に入ったフジクラ<5803>が大きく上昇したほか、古河電気工業<5801>は連日のストップ高で買い物を残す人気となった。三菱重工業<7011>、IHI<7013>が買われ、川崎重工業<7012>も値を飛ばした。ディスコ<6146>も物色人気。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調。任天堂<7974>も上昇した。JX金属<5016>、住友金属鉱山<5713>が高い。ヨコオ<6800>、日産化学<4021>、ユニチカ<3103>などがストップ高を演じた。イノテック<9880>、荏原実業<6328>も大幅高。 半面、売買代金トップとなったキオクシアホールディングス<285A.T>は小安く、日立製作所<6501>も売りに押された。レーザーテック<6920>が軟調、トヨタ自動車<7203>も見送られた。デクセリアルズ<4980>が値下がり率トップに売り込まれ、日清紡ホールディングス<3105>も急落。ADEKA<4401>、東鉄工業<1835>なども大幅安。ミツバ<7280>、共立メンテナンス<9616>なども下落した。 出所:MINKABU PRESS
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