●短期見通し穀物、小動きだが下値固い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する環境になる。ただ
し、現物ベーシスの上昇は一服し、今後は値動きが鈍化しよう。堅調な輸出、農家売り
渋りで需給に適度のタイト感があることが相場を下支えするが、南米産の供給圧力にも
注意が必要な時期になる。緩やかな上昇地合で430セント台定着を打診する展開に留
まる見通し。売買テーマが定まっていない。
 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。ブラジルでは、これ
から過去最大規模の供給が確実な情勢にある。収穫作業は順調に進んでおり、割高感の
ある米国産の輸出鈍化が警戒される。中国が米国産大豆の追加購入を行う可能性が浮上
していることはポジティブであり、短期トレンドは上向き。実際に大口輸出成約が報告
されると、目先は昨年11月高値1169.50セントが意識される。ただし、南米産
の出荷時期に、安定的な値上がりを促していくことは難しい。中国の買い付け期待の織
り込みが一服すると、1100セント台割れを打診しよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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