16日の東京株式市場は主力株を中心に利益確定の動きが優勢。日経平均は朝方こそ高く始まったが、その後は値を消す展開で、結局マイナス圏で引けている。 大引けの日経平均株価は前営業日比135円56銭安の5万6806円41銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は24億7048万株、売買代金概算は7兆2376億円。値上がり銘柄数は805、対して値下がり銘柄数は742、変わらずは50銘柄だった。 きょうの東京市場は方向感の見えにくい展開となった。前週末の欧州株市場が高安まちまちだったほか、米国株市場ではNYダウが小高く引けたものの、ハイテク株が冴えず、ナスダック総合株価指数は4日続落と調整色が強い。東京市場でも寄り付きに先物主導で高く始まったのも束の間、ポジション調整の売り圧力に押された。前週末13日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は事前予想を下回り、米長期金利も低下したが、これを特に好感する動きは見られなかった。日本時間今晩の米国株市場がプレジデント・デーの祝日で休場ということもあり、海外投資家にも積極的に買い向かう動きは見られなかった。なお、TOPIXの下落率は日経平均を上回ったが、それでも値上がり銘柄数が値下がりを上回るなど個別株の物色意欲は活発。ストップ高銘柄も多数出ており、全体指数と相場の実態には開きがあった。 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が大商いで上値を追ったほか、サンリオ<8136>が商いを伴い続伸した。任天堂<7974>もしっかり。三井金属<5706>が大幅高に買われ、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢だった。キーエンス<6861>が値を上げ、住友ファーマ<4506>が急騰。東洋エンジニアリング<6330>は朝安後に切り返し大幅高となった。このほか、オプトラン<6235>、関東電化工業<4047>、ユニチカ<3103>、タカラバイオ<4974>、日本電波工業<6779>、日精エー・エス・ビー機械<6284>などストップ高銘柄が相次いでいる。 半面、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>は軟調、フジクラ<5803>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも安い。JX金属<5016>、三菱重工業<7011>、日立製作所<6501>なども下落した。トヨタ自動車<7203>も安い。マーケットエンタープライズ<3135>、Appier Group<4180>はストップ安に売り込まれた。 出所:MINKABU PRESS
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