ユーロ圏賃金上昇が加速 ECBの慎重姿勢を後押し=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場はNY時間に入ってドルが戻り売りに押されていることから、ユーロドルは一時1.18ドル台まで買い戻される場面も見られた。米最高裁がトランプ関税を無効と判断したことでドル安の反応が出ている。ただ、ホワイトハウスは別の法的手段をすでに模索しており、関税が終了というわくではなさそうだ。市場もそれを認識している。

 一方、ユーロ円は買い戻しの流れを続けており、一時183円台を回復する場面も見られた。本日の21日線が183.30円付近に来ており、目先の上値メドとして意識される。

 本日はECBが10-12月のユーロ圏の妥結賃金を公表。前年3%増となり、前期の1.9%から伸びが加速した一方、24年に記録した5.4%のピークは大きく下回っている。賃金上昇の鈍化と、労働集約的なサービス部門における価格圧力の低下が続いていることから、ECBの次の行動があるとすれば、利下げとの見方も根強くあるようだ。

EUR/USD 1.1777 EUR/JPY 182.60 EUR/GBP 0.8730

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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