トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する環境になる。ただ し、現物ベーシスの上昇は一服し、5月限で440セント台では値動きが鈍化しやす い。堅調な輸出、農家売り渋りで需給に適度のタイト感があることが相場を下支えし、 価格リスクは上向きになるが、大きく買い進むようなエネルギーは欠いている。作付け 期に向けては、緩やかな上昇地合で440セント台定着を打診する展開に留まる見通 し。米バイオ燃料政策には注意が必要。 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。ブラジルでは、これ から過去最大規模の供給が確実な情勢にある。短期目線では、中国が米国産大豆の追加 購入を行う可能性が浮上していることはポジティブであり、11月高値 1169.50セントが意識される。ただし、南米産の出荷時期に、安定的な値上がり を促していくことは難しい。国際需給にタイト感は乏しく、短期上昇リスクとの評価に 留めたい。南米産の出荷による値下りが進むと、1100セント台を割り込むリスクを 抱えている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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