【通貨別まとめと見通し】南アフリカランド円 底堅い推移からレンジ上放れ 先週から昨日までのまとめ ランド円は「底堅い推移からレンジ上放れ」という、非常に力強い展開を見せた。 2月16日〜22日: 9.55円〜9.70円のレンジ内で推移。南アフリカの予算案発表などを控え、慎重ながらも高い政策金利を背景とした押し目買いが入り、下値をじりじりと切り上げる展開が続いた。 2月23日: 9.65円付近で安定した動き。週明けの東京・欧州市場でも崩れることなく、上昇へのエネルギーを蓄える局面であった。 2月24日(重要): 欧州市場から一気に買いが加速。それまでの上値抵抗となっていた9.70円を明確に突破すると、NY市場にかけて9.77円台まで急騰。対円での全面的な円安の流れも重なり、一段上のステージへと駆け上がった。 テクニカル分析 レジスタンス 2 9.90 2024年につけた数年来の高値水準。 レジスタンス 1 9.85 直近のターゲット。心理的な節目。 サポート 1 9.70 以前の抵抗線。ロールリバーサルによる強力な支持線。 サポート 2 9.55 2月中旬の安値圏であり、トレンドの最終防衛ライン。 RSI (14) 買われすぎ圏内(約70〜75) 直近の急騰により、RSIは70を超えている。テクニカル的には過熱感が意識される水準だが、トレンドが強い場合は70〜80付近で高止まりしながら上昇を続けることも多く、安易な逆張り(売り)は危険な状態である。 MACD 強気の拡散 ゴールデンクロス後、MACDラインとシグナルラインの乖離(ダイバージェンス)が拡大しており、上昇の勢い(モメンタム)は極めて強い。ヒストグラムも高い位置で推移している。 24日のレンジブレイク成功により、中期的な上昇トレンドが確定した。すべての移動平均線が右肩上がりとなっており、典型的な強気相場(ブル・マーケット)の様相を呈している。 今週のポイント: 【メインシナリオ】上昇継続・10円台への足場固め 9.80円を定着させ、9.85円〜9.90円を目指す展開 現在の勢いからすると、9.80円突破は時間の問題である。今夜以降の米指標が堅調であれば、ドル円の上昇に連れる形でランド円も上値を伸ばし、9.90円の大台を試す展開が濃厚である。 【対抗シナリオ】達成感による一時的な反落 9.80円付近で頭打ちとなり、9.70円まで調整 RSIの過熱感や年初来高値圏での達成感から、週末にかけて利益確定売りが優勢となる展開。ただし、9.70円付近には買い遅れた投資家の押し目買い意欲が強く、そこを割り込まない限りは上昇トレンドの中の「健全な調整」の範囲内に留まるであろう。 今週の主な予定と結果 南アフリカ 02/26 18:30 生産者物価指数(PPI) (1月) 前回 0.2% (前月比) 02/26 18:30 生産者物価指数(PPI) (1月) 前回 2.9% (前年比) 02/27 15:00 マネーサプライM3 (1月) 前回 8.16% (前年比) 02/27 21:00 貿易収支 (1月) 前回 232.0億ランド (貿易収支) MINKABUPRESS
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