25日の東京株式市場は終始リスク選好の地合いで、後場に入ると上げ足を加速。終値で初めて5万8000円台に乗せ史上最高値を大幅更新した。 大引けの日経平均株価は前営業日比1262円03銭高の5万8583円12銭と続急伸。プライム市場の売買高概算は27億7074万株、売買代金概算は8兆8873億円。値上がり銘柄数は876、対して値下がり銘柄数は660、変わらずは61銘柄だった。 きょうの東京市場は主力株を中心に高水準の買いが流入した。前日の米国株市場ではハイテク株を中心に買われNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を控え、この結果を見極めたいという思惑はあるものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値に買われており、これが東京市場でも好感された。また、足もと外国為替市場でドル高・円安水準で推移していることも輸出セクターを中心に追い風となった形だ。日経平均は一時1500円を超える上昇で5万8000円台後半まで上値を伸ばす場面があった。売買代金は8兆8000億円台まで膨らみ、前日の水準を上回る活況商いだった。ただ、個別では値上がり銘柄数がプライム市場全体の55%にとどまるなど強弱観が対立した。 個別では、フジクラ<5803>が大商いで値を飛ばしたほか、古河電気工業<5801>も物色人気。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が買いを集め、日東紡績<3110>が活況高を演じた。JX金属<5016>が商いを伴い大きく上値を伸ばし、三井金属<5706>にも投資資金が流入した。キーエンス<6861>も上昇。第一稀元素化学工業<4082>はストップ高、東洋エンジニアリング<6330>も値幅制限上限まで買われた。旭ダイヤモンド工業<6140>の上げも目立つ。セイコーグループ<8050>も大きく水準を切り上げた。 半面、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が軟調、三菱重工業<7011>、IHI<7013>も下値を探る展開。イビデン<4062>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも下落。日本製鉄<5401>も冴えない。養命酒製造<2540>、太陽ホールディングス<4626>が急落、筑波銀行<8338>、レノバ<9519>、メック<4971>なども安い。 出所:MINKABU PRESS
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