中東情勢受けてドル高優勢=東京為替概況 米国とイスラエルによるイランへの攻撃で最高指導者(ハメネイ師)が死亡したことを受けて、リスク警戒の動きなどから不安定な推移となっている。ドル円は朝方にリスク回避の円買いから155円85銭を付けた後、有事のドル買いが進んだこともあって、午前中に156円70銭台まで上昇。イラン臨時政府が米国との対話を打診との報道や、トランプ大統領が新指導部の姿勢次第で制裁解除に前向きな意向を示したことで、いったん有事のドル買いが後退し、昼過ぎには156円16銭を付けた。 しかし、イラン最高安全保障委員会(SNSC)事務総長で、後継の最有力候補とされるラリジャニ氏が米国との交渉を拒否する姿勢を示したことや、レバノンなどに戦火が拡大する動きが見られることなどから、再び有事のドル買いが強まった。ドル円は午前の高値を塗り替え、157円00銭に乗せる動きを見せている。 前週末に1.1810ドル台で引けたユーロドルは、中東情勢を受けたドル高により朝方に1.1750ドル台へ下落。その後のドル高一服で昼過ぎにかけて1.1796ドルまで買い戻されたが、再びドル買いが強まると1.1730ドル台を付けている。 ポンドドルも同様の展開で、1.3400ドル台から1.3450ドル台を回復したものの、午後のドル買い再燃に1.3370ドル台まで下落。午前の安値を割り込んで売りが加速した。 ドル主導の展開でクロス円は不安定な動き。ユーロ円は午後のドル高・円安局面で184円69銭を付けたが、対ドルでのユーロ売りが重石となり、184円20銭前後へ押し戻された。ポンド円も210円54銭を付けた後、210円00銭台へ値を下げている。 朝方は有事のスイスフラン買いが目立ち、ドルスイスは0.7671フランを付けたが、午後はドル高主導で上昇し、0.7700フランを上回ってきている。 MINKABUPRESS 山岡
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