日中取引開始後、原油の2026年8月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して いる。 ホルムズ海峡は実質的に閉鎖された。イランのタンカーを除いて、世界で最も危険な 海峡を通過しようとするタンカーは存在しないようだ。ホルムズ海峡から日本へ向かう タンカーの航海日数は約20日であり、ホルムズ海峡の外にあるタンカーは日本へ向か っているものの、イラン戦争が続くようならば今月半ばにも中東からの輸入量は大幅に 減少する見通しだ。その他の国も同様であり、各国は中東以外の原油を確保しなけれ ば、供給不足は確実である。ただ、ホルムズ海峡を通過してイランの供給が正常に続く としても、その他の日量1500万バレル規模の供給が遮断されると、代替先は存在し ない。主要国の緊急備蓄はせいぜい2、3週間分程度であり、現状のような混乱が続く なら、供給不足によるパニックは来月には襲ってくる。日本ではまたトイレットペーパ ーの奪い合いが始まるのだろうか。 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.24ドル安の70.99ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは70.41ドルから71.52ドル。 原油8月限の予想レンジは6万9000円から7万0000円、ガソリン先限は8万 9500円から9万0500円、灯油先限は8万6500円から8万7500円。 MINKABU PRESS
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